明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願いいたします。
西原珈琲店
本山店:1月3日より通常営業
栄店:1月3日より通常営業
伏見店:1月4日より通常営業
カーベハーネ:1月3日より通常営業
明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願いいたします。
西原珈琲店
本山店:1月3日より通常営業
栄店:1月3日より通常営業
伏見店:1月4日より通常営業
カーベハーネ:1月3日より通常営業
2020年12月の限定コーヒーはボリビアからです。
ボリビアは南米の内陸国で、南米大陸を南北に貫いているアンデス山脈が国の西部を走っています。
本農園は、ペルーとの国境にあるチチカカ湖は標高3800mという高地にあります。
国の東側はアマゾンの熱帯地域で、このアマゾンとアンデス地域の中間の地域は温暖な気候で果樹栽培にも適しています。チチカカ湖よりもたらされる適度な湿度と穏やかな気温が、コーヒー栽培に適しています。
ラパス県ユンガス地方にある「コパカバーナ農園」は、チチカカ湖畔の街コパカバーナから北東に300キロにあります。
コパカバーナとは先住民族アイマラ族のことばで「宝石の展望台、湖の眺め」を意味する“コタ・カウアーナ”に由来しています。この農園からは湖を一望することはできませんが、眺めの良いセロ・コンドリーリ(コンドリーリの丘)で栽培されています。

前回のボリビアコーヒーはこちら
○
豆の香ばしさの中に、しっかりと黒糖の甘味が感じられ、深いコクもあります。
苦味はほとんどなく、すっきりと飲みやすいですが、味わいは深く感じられるコーヒーです。
コーヒーはティピカ品種です。
中南米のコーヒーの起源でもあります。古くからある原種であり、元々はイエメンから渡ってきたと言われています。
様々な交配種が種類になる中でティピカは単一種ゆえに病気などには弱く、栽培は難しいため、ティピカのコーヒー自体が貴重となっています。
ティピカは、独特の甘さを感じていただけたら嬉しいです。
—-風味バランス—-
苦味 ★☆☆
酸味 ★☆☆
コク ★★☆
焙煎 ★★☆

西原珈琲店 伏見店にて、ランチタイムの冬の美味しいスープが始まりました。
サンドイッチランチセット(1100円・1150円)全てのメニューに、
サンドイッチ、サラダ、ドリンクに加えて、スープが付きます。

寒くなってきた冬の始まりの季節、冷えた体を美味しいスープで温めませんか。
2020年11月の限定コーヒーはルワンダからです。
アフリカの中央部、タンザニアの西にルワンダ共和国はあります。
面積は四国程度の小さい国ですが、高い標高と、高品質なコーヒー 栽培に適した条件を備えている自然豊かな国です。 アフリカ大陸の中でも、近年注目されている生産国の一つです。

前回のルワンダコーヒーはこちら
○
香りたつスモーキーさの中に梅のような爽やかなフレーバーがあらわれ、しっかりとしたコクもあります。
舌を酸味が通っていきますが、余韻は残らず後味もきれいです。
—-風味バランス—-
苦味 ★☆☆
酸味 ★★☆
コク ★★☆
焙煎 ★★☆
香り 梅 炭

2020年10月の限定コーヒーはパナマ共和国から「パナマ シスカ農園」です。
パナマコーヒー農家の中でも歴史のある農園の一つでもあるハートマンファミリーが経営するシスカ農園で、1940年にコーヒー農園が創業されました。
コーヒー栽培に関して、様々な研究を行うことでも有名で、ゲイシャ、ティピカ、カツーラ、カツアイといった品種栽培に取組み、精選方法に関しても、ウォッシュド、ハニー、ナチュラルなど一律ではない手法を取り入れながら、品質向上を目指し続けている農園です。
今回のコーヒーは、スクリーンサイズ15という大きめの豆のみで、ナチュラル(天日乾燥)方式で作られました。

○
苦味はほとんどなく、ふくよかな口当たり
風味の軽やかさに、少し物足りなさも感じなくもないですが、
酸味と甘味がテンポよくミックスされ、切れの良い後味には、カカオとナッツのフレーバーが爽やかに残ります。
—-風味バランス—-
苦味 ★☆☆
酸味 ★★☆
コク ★☆☆
焙煎 ★★☆
香り ナッツ 青草 カカオ 鉄

2020年9月の限定コーヒーはパプアニューギニアから「トロピカルマウンテン」です。
パプアニューギニアは、熱帯気候でモンスーンの影響化にあり、年中高温多湿の国です。
パプアニューギニアにコーヒーが導入されたのは1930年代。
ジャマイカ・ケニア・タンザニア・などの原産地からもたらされ、
本格的な栽培は1950年代にブルーマウンテンの種子が持ち込まれた頃から始まりました。
小農家が80%を占めていますが、その栽培環境は世界の中でもトップクラスと言われています。
トロピカルマウンテンは、政府機関であるCoffee Industry Corporation が日本市場向けの特別ブレンドとして作り上げたブランドです。

○
その香りは濡れた木々がしっとりと
口に含むと豆を砕いた香ばしさがわっと広がります。
舌の上に乗る青い酸味に甘味が巻きつき、
喉の奥には、コクが余韻となって伸びていく
最後、鼻に青草のハーブが抜けていきます。
—-風味バランス—-
苦味 ★☆☆
酸味 ★★☆
コク ★★☆
焙煎 ★☆☆
香り 濡れ木 ハーブ

2020年8月の限定コーヒーはインドネシアから「ジャンボガヨ」です。
インドネシア 標高1400mのアチェ高地のクテ・パナン、ウィー・ぺサムエリアの農園から、大粒サイズの豆を厳選したコーヒー豆です。

○
甘い香りに癒されます。
一口入れた瞬間、豆の香ばしさが口の中に広がります。
その次にあらわれる苦味に覆いかぶさるように豊かなコク、
まろやかな甘みが伸びやかに広がります。
最後にはチョコレートのような甘い余韻が残ります。
一方、豆の青みがほんのり渋みとなって感じられます。
—-風味バランス—-
苦味 ★☆☆
酸味 ★☆☆
コク ★★☆
焙煎 ★★☆
香り 柑橘 チョコレート 青草
2020年7月の限定コーヒーはケニアから「エクアドル グランカフタル農園 ティピカ」です。
エクアドルは南米コロンビアとペルーに挟まれた赤道直下の国です。
熱帯雨林からアンデス山脈、沿岸部まで多様な姿を持っています。
南部ロハのアラモール地区、ピセンテ・カルデナス氏の農園で作られたティピカ100%のコーヒーです。


○
爽やかな酸味が心地よいです。
苦味はほとんどなく、後味にもすっきりとした余韻が広がります。
じめじめした梅雨の季節に爽快を感じさせてくれます。
—-風味バランス—-
苦味 ★☆☆
酸味 ★★☆
コク ★★☆
焙煎 ★☆☆
伏見店のプレートランチが6月より再開いたしました。
ランチの際に、是非、西原珈琲店にお越し下さい。
今月のコーヒーは、大変希少かつ、その香り、味も最高レベルのものです。わたし自身、本当に楽しみにしていた逸品です。
その名に恥じぬ堂々たる品格のコーヒーです。期間、数量限定のため売り切れ次第終了となりますが、ぜひ、ご賞味してみてください。
●
緊急事態宣言が明けて、日常も少しずつ平静に戻りつつある中、いかがお過ごしでしょうか。
この2、3ヶ月は誰にとってもあまりに変化と不安の大きい日々であったと思います。身も心も疲れていることではないでしょうか。
大きな困難に真正面から立ち向かうのもありますが、人知を超える危機ですから、あえて止まって見て、普段気の至らない大きなことや、長い目で見て大事なことなどに、思いを馳せて見るのも良いかもしれませんね。
当店では、安全に配慮しながら、皆さまのひと時の安らぎをお運びしております。
さて、2020年6月の限定コーヒーはケニアから「プライド オブ ケニア」です。

完熟豆を手摘みして、その後、厳しい基準の実だけを選別します。清冽な川の流水で果肉を取り除き、その後、アフリカンベッドでじっくりと天日乾燥させました。

○
蜂蜜の甘い香りがカップから立ち上がる湯気とともに届いてきます。
まるでかじったような豆の深い香ばしさ
口の中ではじけるコク
柔らかな酸味が風味をひきしめます。
—-風味バランス—-
苦味 ★☆☆
酸味 ★☆☆
コク ★★★
焙煎 ★★☆
香り はちみつ