パナマ ダイアモンドマウンテン〜2021年6月限定コーヒー

6月限定コーヒーはパナマから「ダイアモンドマウンテン」です。

パナマの名門農家であるエスメラルダ農園の、カツアイ品種のブランドコーヒーである「ダイアモンドマウンテン」です。

エスメラルダ農園は、ゲイシャ品種のコーヒーが有名で、過去に幾度もパナマのコーヒー品評会「BEST OF PANAMA」を受賞しています。

農薬不使用、完熟豆のみを手積み、と厳格な品質工程で生産された最高品質のコーヒーです。

前回のパナマコーヒーはこちら

口に入れるとシトラスのジューシーな風味が広がります。

まるでアールグレイを飲んでいるような甘味と爽やかさ。

後味はすっきりと、スモーキーさが余韻に。

—-風味バランス—-

苦味 ★☆☆

酸味 ★

コク ★★☆

甘味 ★★☆

焙煎 ★☆☆  

フレーバー:シトラス、炭、アールグレイ

マラウィのゲイシャ〜ミスク農協〜2021年5月限定コーヒー

5月限定コーヒーはマラウィから、「ミスク農協」です。

マラウィは、アフリカ大陸、南北900キロに及ぶ細長い内陸国で、国土のほとんどが高原であり、マラウィ湖が大きな面積を占めています。

マラウィにコーヒーが伝わったのは1878年。スコットランドのブランタイヤにあった1本のコーヒーノキが移植されたものと言われています。

ミスク農協は、北部マラウィの中心地ムズズ市から320キロ離れ、マラウィとタンザニアの国境としているソングェ川にほど近い場所にあります。

2009年にフェアトレード認証、2011年に 4C認証を取得しており、現在オーガニック認証取得を目指しています。

今回コーヒーは、このミスク農協に属す、チプヤ村の農家によって生産されたロットとなります。

品種はゲイシャ、ニカです。

前回のマラウィコーヒーはこちら

まろやかな酸味の中に、ほんのりと漂うチョコレートの風味が特徴的です。

フレーバーは、青草や木の皮、レモンと、アジアの市場のような騒がしくも、余韻はあっさりと。目を閉じれば浮かぶ旅の思い出を探すように。

—-風味バランス—-

苦味 ★★☆

酸味 ★★☆

コク ★☆☆

甘味 ★☆☆

焙煎 ★☆☆  

フレーバー:青草、木の皮、レモン、カカオ

ペルー トキイロコンドル〜2021年4月限定コーヒー

4月は始まりの月ですね。街には、入園式、入学式、入社式に参加する緊張した面持ちの、瑞々しい子供や若者が正装や、パリッとしたスーツで歩いているところを見かけました。

何かと制限の多い生活スタイルの中、それでも、新しい世界に進めることは、何より幸せなことと思います。制約はそれとして割り切って、思いきって、楽しんでもらいたいですね。

さて、4月限定コーヒーはペルーから、「トキイロコンドル」です。

ペルーは、南米西部に位置し、エクアドル、コロンビア、ブラジル、ボリビア、チリの5ヶ国に隣接しています。

ペルーにおけるコーヒーの始まりは、1700年代のスペイン植民地時代です。現在においても当時伝来された在来種ティピカが輸出される品種の70%以上となっています。

さらに、ペルーは世界でも有数のオーガニック認証やフェアトレード認証のコーヒー豆の輸出国でもあります。

本コーヒーは、バナナやアボカドのシェードツリーのもとで栽培されています。
収穫はすべて丁寧に手摘みし、天日干しされ、機械選別、電子選別、ハンドピックを通じて、一つ一つの豆は、非常に質の良いものとなっています。

なお、「トキイロコンドル」は、朱鷺色コンドル、という意味です。

前回のペルーコーヒーはこちら

柔らかい酸味が口の中に広がります。

瑞々しいテイストが、喉を通った後には、爽やかさとなって残ります。

—-風味バランス—-

苦味 ★☆☆

酸味 ★★☆

コク ★☆☆

甘味 ★☆☆

焙煎 ★★☆  

フレーバー:ナッツ、青草

エルサルバドル ブラックハニー〜2021年3月限定コーヒー

3月となりました。街の中でちらほらと、早桜が咲くのを見つけました。寒かった冬が終わり、春が到来しました。

陽が沈むのが遅くなり、帰り道の空がいつもより明るいことに気づきます。忙しなく過ぎゆく日々の中で、ふと、移りゆく季節を目の当たりにすると、なんだか嬉しい気持ちがします。

さて、3月限定コーヒーはエルサルバドルから、「ブラックハニー」です。

「ブラックハニー」は、エルサルバドル最西部に位置するアワチャパン県タクバ市にあるエルグアモ農園から届きました。

ブラックハニーとは?

コーヒーチェリーの精選処理ではウォッシュドというチェリーを水洗いして、果肉を除去した状態で乾燥させる方式が主流となっていますが、

この際に、ミューシレージと呼ばれる豆を覆う粘液質部分だけ、残した上で、乾燥させる方式をハニープロセス(パルプドナチュラル)という方法があります。

ハニーと呼ばれるのは、粘液質の果実の甘みが、豆に浸透することで蜂蜜の風味が出るためと言われています。

粘液質をどのくらい残すかで豆の見た目が変わり、完全に残すと、黒く、半分くらいだと赤く、薄いと黄色くなるため、ブラックハニー、レッドハニー、イエローハニーと分かれます。

ミューシレージと呼ばれる粘液質を残した状態でゆっくりと乾燥させます。独特で濃厚な甘みとジューシーさを兼ね備えたコーヒーです。

ザンビアのイエローコーヒー記事

前回のエルサルバドルコーヒーはこちら

口に含んだ瞬間に果実味があふれます。青草のフレーバーが爽やかさを通してくれます。

しっかりとコクもあり、焼き芋の優しい余韻が残ります。

—-風味バランス—-

苦味 ★☆☆

酸味 ★★☆

コク ★★☆

甘味 ★★☆

焙煎 ★★☆  

フレーバー:林檎、青草、焼き芋

カメルーン カプラミ農協ジャワ〜2021年2月限定コーヒー

2月限定コーヒーはカメルーン共和国から、「カプラミ農協ジャワ」です。

カメルーンへは、1905年にドイツ人によってアラビカ種が持ち込まれました。
その種の起源はジャワ島やジャマイカのブルーマウンテンと言われています。

生産者のカプラミ農協はカメルーン最大のコーヒー生産者ユニオンです。

本コーヒーは、フルウォッシュドで精選を行っています。フルウォッシュドは、コーヒーチェリーを果肉除去し、36時間発酵させた後、水に15時間浸して洗浄、その後約80台の乾燥台の上でハンドピック(欠点除去)を行いながら乾燥させます。

収穫後の12月からは雨の少ない乾燥した気候により、乾燥工程は約7日間で完了します。

前回のカメルーンコーヒーはこちら

立ち上がる香りはチョコレートの甘さ

口に含むとはっと目が覚めるような酸味が広がります

余韻には、じわりとシガー漂う大人の雰囲気

—-風味バランス—-

苦味 ★☆☆

酸味 ★★★

コク ★☆☆

甘味 ★☆☆

焙煎 ★☆☆  

フレーバー:レモン、チョコ、青草、タバコ

ペルー ビクトルアルタミラノ〜2021年1月限定コーヒー

新年明けましておめでとうございます。昨年は新型ウイルス流行の中、皆様におかれましても生活、お仕事、健康など様々な影響があったかと思います。

当店におきましても、営業においては、営業時間の見直し、店舗内での対策など取り組んでまいりました。

緊急事態宣言の際には、初めての取り組みとして、コーヒーチケットの販売をオンラインでも販売させて頂きまして、ご購入頂いたお客様の声援に私どもも大変力付けられました。

改めまして、西原珈琲店が、スタッフ、そしてお客様とともに成り立っていることを実感いたしました。

一杯のコーヒーで、この大変な状況下に何が出来るのか、その中で私たちが見出したのは、不安やストレスが大きい世の中で、変わらず美味しいコーヒーと寛ぎの時間をご提供し続ける、という原点でもありました。

一杯一杯を豆から挽いて、ハンドドリップで抽出するコーヒーを提供し始めて、早34年。2020年は、ドリップする手にひとしきり思いを込めた1年間でもありました。

2021年、まだまだ先の見えない不安な世の中ではありますが、皆様の健康と、素晴らしい1年が訪れることを心より願っております。本年も何卒よろしくお願いいたします。

ペルーと言えば、マチュピチュ、ナスカの地上絵などの観光地として有名です。また、動物のアルパカの生まれ故郷でもあります。

ペルーのコーヒー生産は、標高5000m級の山々が連なるアンデス山脈の山間や渓谷部で小規模農家を中心に栽培されています。

アフリカンベッドと呼ばれる天日の下、風通しの良いベッドの上で、人の手で攪拌させながら、均一に乾燥させる手法をとっています。

前回のペルーコーヒーはこちら

豆を口の中で砕いたような芳醇な香ばしさが口の中で広がります。

深いコクがある一方、苦味や酸味はほとんど感じられず、

クセのないクリーンな味わいとなっています。

—-風味バランス—-

苦味 ★☆☆

酸味 ★☆☆

コク ★★☆

甘味 ★★☆

焙煎 ★★☆  

ボリビア コパカバーナ農園〜2020年12月限定コーヒー

2020年12月の限定コーヒーはボリビアからです。

ボリビアは南米の内陸国で、南米大陸を南北に貫いているアンデス山脈が国の西部を走っています。

本農園は、ペルーとの国境にあるチチカカ湖は標高3800mという高地にあります。

国の東側はアマゾンの熱帯地域で、このアマゾンとアンデス地域の中間の地域は温暖な気候で果樹栽培にも適しています。チチカカ湖よりもたらされる適度な湿度と穏やかな気温が、コーヒー栽培に適しています。

ラパス県ユンガス地方にある「コパカバーナ農園」は、チチカカ湖畔の街コパカバーナから北東に300キロにあります。

コパカバーナとは先住民族アイマラ族のことばで「宝石の展望台、湖の眺め」を意味する“コタ・カウアーナ”に由来しています。この農園からは湖を一望することはできませんが、眺めの良いセロ・コンドリーリ(コンドリーリの丘)で栽培されています。

前回のボリビアコーヒーはこちら

豆の香ばしさの中に、しっかりと黒糖の甘味が感じられ、深いコクもあります。
苦味はほとんどなく、すっきりと飲みやすいですが、味わいは深く感じられるコーヒーです。

コーヒーはティピカ品種です。

中南米のコーヒーの起源でもあります。古くからある原種であり、元々はイエメンから渡ってきたと言われています。

様々な交配種が種類になる中でティピカは単一種ゆえに病気などには弱く、栽培は難しいため、ティピカのコーヒー自体が貴重となっています。

ティピカは、独特の甘さを感じていただけたら嬉しいです。

—-風味バランス—-

苦味 ★☆☆

酸味 ★☆☆

コク ★★☆

焙煎 ★★☆  

ルワンダ〜2020年11月限定コーヒー

2020年11月の限定コーヒーはルワンダからです。

アフリカの中央部、タンザニアの西にルワンダ共和国はあります。

面積は四国程度の小さい国ですが、高い標高と、高品質なコーヒー 栽培に適した条件を備えている自然豊かな国です。 アフリカ大陸の中でも、近年注目されている生産国の一つです。

前回のルワンダコーヒーはこちら

香りたつスモーキーさの中に梅のような爽やかなフレーバーがあらわれ、しっかりとしたコクもあります。

舌を酸味が通っていきますが、余韻は残らず後味もきれいです。

—-風味バランス—-

苦味 ★☆☆

酸味 ★★☆

コク ★★☆

焙煎 ★★☆

香り 梅 炭 

パナマ共和国 パナマシスカ農園〜2020年10月限定コーヒー

2020年10月の限定コーヒーはパナマ共和国から「パナマ シスカ農園」です。

パナマコーヒー農家の中でも歴史のある農園の一つでもあるハートマンファミリーが経営するシスカ農園で、1940年にコーヒー農園が創業されました。

コーヒー栽培に関して、様々な研究を行うことでも有名で、ゲイシャ、ティピカ、カツーラ、カツアイといった品種栽培に取組み、精選方法に関しても、ウォッシュド、ハニー、ナチュラルなど一律ではない手法を取り入れながら、品質向上を目指し続けている農園です。

今回のコーヒーは、スクリーンサイズ15という大きめの豆のみで、ナチュラル(天日乾燥)方式で作られました。

前回のパナマコーヒーはこちら

苦味はほとんどなく、ふくよかな口当たり

風味の軽やかさに、少し物足りなさも感じなくもないですが、

酸味と甘味がテンポよくミックスされ、切れの良い後味には、カカオとナッツのフレーバーが爽やかに残ります。

—-風味バランス—-

苦味 ★☆☆

酸味 ★★☆

コク ★☆☆

焙煎 ★★☆

香り ナッツ 青草 カカオ 鉄 

パプアニューギニア トロピカルマウンテン〜2020年9月限定コーヒーご案内

2020年9月の限定コーヒーはパプアニューギニアから「トロピカルマウンテン」です。

パプアニューギニアは、熱帯気候でモンスーンの影響化にあり、年中高温多湿の国です。

パプアニューギニアにコーヒーが導入されたのは1930年代。
ジャマイカ・ケニア・タンザニア・などの原産地からもたらされ、
本格的な栽培は1950年代にブルーマウンテンの種子が持ち込まれた頃から始まりました。

小農家が80%を占めていますが、その栽培環境は世界の中でもトップクラスと言われています。

トロピカルマウンテンは、政府機関であるCoffee Industry Corporation が日本市場向けの特別ブレンドとして作り上げたブランドです。

前回のトロピカルマウンテン記事はこちら

その香りは濡れた木々がしっとりと

口に含むと豆を砕いた香ばしさがわっと広がります。

舌の上に乗る青い酸味に甘味が巻きつき、

喉の奥には、コクが余韻となって伸びていく

最後、鼻に青草のハーブが抜けていきます。

—-風味バランス—-

苦味 ★☆☆

酸味 ★★☆

コク ★★☆

焙煎 ★☆☆

香り 濡れ木 ハーブ