メキシコ、4大コーヒー生産地
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今回はメキシコのコーヒーです。メキシコのコーヒー生産は、実は、ブラジル、コロンビアに次ぐ中南米第3位の規模。生産は南部に集中しており、下の地図で囲った場所が主要生産地となっています。地図を見てみると、メキシコ南部から、ガテマラ、エルサルバドル、ニカラグア、コスタリカと、コーヒーの主要生産国が続いています。ちょうど、コーヒーベルトにあることに加え、火山灰豊富な山脈が続いていることもあると思います。
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主要生産地は、
チアパス州のタパチュラ
オアハカ州のオアハカ
プエブラ州のプエブラ
ベラクルス州のコアテペック
となっています。今回は、最南にあるガテマラと接するチアパス州です。
魔法の土
エルピラール農園は、山脈にあり、歴史的に魔法のように豊富な作物をもたらす土壌ゆえ「魔法使いの山」と呼ばれていたようです。
過去にもコーヒー生産がされていましたが、サビ病の蔓延で、近年は生産の危機に陥っていたところ、2015 年にエルピラール農園主であるクリスチャン・ベルトランド氏が、この地の地元民の収入源となるよう花を植え始め、後に、サトイモ栽培を始めました。
さらに、収益性の高い農産物として、スペシャリティーコーヒーの生産を2016 年から始めたのでした。生産プロセスにおいて様々な工夫を重ねて高品質でユニークなコーヒー作りに取り組んでいる農園です。
風味が踊る
酸味をしっかり感じます。少し舌に当たる渋さもありますが、甘みがその刺激を和らげてくれていて、そのトーンの変化が踊るようです。余韻には豆の香ばしさが長く漂います。
—-風味バランス—-
苦味 ★☆☆
酸味 ★★★
コク ★★☆
甘味 ★☆☆
焙煎 ★★☆
フレーバー:りんご、青草、木の皮、鉄
農園データ
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