ヒマラヤ 月を追いかけて

12月のコーヒーはネパールから「ネパール アンナプルナ ヒマラヤ」です。

ネパールコーヒーの歴史は1930年代にヒラギリという僧侶がミャンマーから持ち込んだことに発すると言われています。

しかし、その後長らくは栽培ノウハウに恵まれず、発展はしてきませんでしたが、1990年前半から、日本発のODAの支援により質が向上し、収穫量も着実増えてきました。

ネパールコーヒーの特徴はやはり、ヒマラヤにあります。

日中は太陽の日を目いっぱい浴び、夜間はヒマラヤの冷気にさらされます。この昼夜の大きな寒暖差において、果実がじっくりと熟していくのです。

ヒマラヤ

アンプルナとは

東西50キロにわたって連なるヒマラヤ山脈の総称であり、

サンスクリット語で 豊穣 を意味します。

農園

前回のネパールコーヒー記事はこちら。

なんとも爽やかな味わい

けっして余韻を残さないから

もう一度、確かめるように飲んで

そしてまたもう一度

強い個性ではないけど しずかにうったえる

冬に上った 高い月を追いかけるように 何度も何度も飲んでしまう

—-風味バランス—-

苦味 ★☆☆

酸味 ★☆☆

コク ★☆☆

焙煎 ★☆☆