火山とコーヒーの秘密〜パナマ(2022年9月)

最近のこと、東南アジアの日本?

 記録的な猛暑が続いた今年の夏でしたが、気づけば蝉の鳴き声も静まり、日が沈みと秋の虫の音が響いています。私は今年の8月に、インドネシアへ行きましたが、暑い東南アジアの代表のようなジャカルタの暑さは「なんだ、日本とそんなに変わらないじゃないか」と思えてくるほどで、日本の猛暑の激しさを肌で持って感じました。そして、日が落ちた後のジャカルタは、むしろひんやりと涼しく感じるくらいでした。この寒暖差が妙に心地よく感じました。

火山灰とコーヒーの切っても切れない関係

 2022年9月のコーヒーは南米パナマからです。パナマ最高峰のバルー火山周辺斜面の農園から届きました。火山灰土壌は、コーヒーの名産地の一つの条件です。

 有機物を多く含む火山灰の土壌は、コーヒー豆の成長に欠かせない窒素、リン酸、カリウムが豊富に含まれてます。そして、水はけも良いです。海底火山の噴火で生まれたハワイ島のコナ、タンザニアの火山キリマンジャロ、ジャマイカのブルーマウンテンなど、言わずと知れたコーヒーブランドは火山灰の土壌という共通点があるのです。

 コーヒーの産地が標高の高い山にあるのがなぜだろう、と思ったことがあるかもしれません。一つの理由は昼夜の寒暖差です。特に夜の気温が低くなると、コーヒーは種子内に糖類を蓄えることで自らが凍ってしまうことを防技ます。この際に蓄える糖類が、コーヒーのフレーバー・風味に欠かせないと言われています。

 そして、この火山灰土壌で豆が良く育つというのも、もう一つの理由なのです。

その味は、お菓子のよう

 とてもバランスがよく、飲みやすいです。まるでおやつをもぐもぐと楽しむような風味です。べリー感のある、くせのない酸味が心地よく、後味も大変すっきりとしています。

—-風味バランス—-

苦味 ★☆☆

酸味 ★★☆

コク ★★☆

甘味 ★★☆

焙煎 ★★☆  

フレーバー:ベリー、カカオ

パナマ バルー火山のチョコレートコーヒー


 

新年あけましておめでとうございます。

本年もなにとぞ宜しくお願い致します。

さて、2018年最初の限定コーヒーは、パナマから

「パナマ カミーノレアルSHB」です。

前回のパナマコーヒー記事

豆1

 

名前にある「カミーノレアル」とは、

「王の道」を意味します。

パナマが大航海時代に、スペイン王国へ金を運ぶルートであったことに、由来します。

ボケテ地区は、パナマ西部に位置し、パナマで最も標高の高いバルー火山の東側にあります。

火山や中央山脈の斜面に沿って植えられたコーヒーの木。

肥沃な火山灰土壌、高い標高、降雨量と恵まれた環境ではぐくまれました。

 

さて、その味は、

豆2

挽いた豆に湯を落とすとチョコレートのような甘い香りが膨らみます。

口に含むと、まず広がるナッツ感、舌を通り過ぎる爽やかな酸味、

後味はとてもすっきりとしています。

甘さとナッツの香ばしさを楽しめるコーヒーです。

是非ご賞味してみてください。

—-風味バランス—-

苦味 ★☆☆

酸味 ★★☆

コク ★☆☆

焙煎 ★☆☆