6月の限定珈琲『パプアニューギニア ギガバー エステート』

西原珈琲店の今月の珈琲、6月の珈琲は、

『パプアニューギニア ギガバー エステート』です。

ほんのりスモーキーな香りが漂う大人な雰囲気。

まず口に広がる柔らかい苦みとすぐ後についてくる甘みと軽やかな酸味。

しっかりとした味で、ストレートコーヒーの醍醐味を味わえる珈琲です。

是非この機会にご賞味下さい。

———珈琲豆いろは———

パプアニューギニアはニューギニア島の東半分と周辺のビスマーク諸島、ブーゲンビル島などから成る共和国で、日本の1.2倍の国土があります。また、本島の中央には4000メートル級の山脈が東西に連なりダイナミックな地形が特徴です。

気候は熱帯モンスーン気候で雨季11月から4月と乾期5月から10月に大別されます。平均気温は沿岸部で昼35度から夜24度、高地部では昼28度から夜14度です。

パプアニューギニアにコーヒーが導入されたのは1930年代。ジャマイカ・ケニア・タンザニア・などの原産地からもたらされ、本格的な栽培は1950年代にブルーマウンテンの種子が持ち込まれた頃から始まりました。

ギガバー農園はパプアニューギニアの西部ハイランド州マウントハーゲンから東に40kmのワギバレーに位置します。同農園はシェードツリーとしてナラの木やユーカリを栽培し、直射日光を避け大切に育てられています。
伝統的な栽培により丁寧に収穫されてチェリーは果肉除去後、発酵処理を3日間行い、その後洗浄処理に入るというこの農園ならではの工程を経て100%天日乾燥されます。