ニカラグアのアフリカンベッド

2020年2月の限定コーヒーはニカラグアから「ぺラルタ農園ナチュラル」です。

ニカラグアのコーヒー主要生産地である、ディピルト/ハラパ山脈地帯にて、伝統農家であるぺラルタ農園で作られました。

カツーラ、ブルボン、カツアイ、ビジャサルチ、ティピカといった、複数の品種をアフリカンベッドでじっくりと乾燥させたナチュラル精選のコーヒーです。

アフリカンベッドについて

前回のニカラグアコーヒー

ハーブ、ミントのフレーバーにしっかりと酸味が広がります。

その後隠れたビターがあらわれてきて、

最後、余韻にはシガーの落ち着き

特徴あるコーヒーで、アイスにしても楽しいですね。

—-風味バランス—-

苦味 ★★☆

酸味 ★★★

コク ★☆☆

焙煎 ★☆☆

香り ハーブ、ミント、シガー

2020年ニューイヤーコーヒー~ラオスから届いた希少ティピカ

新年明けましておめでとうございます。本年も何卒宜しくお願い致します。

本年は令和2年、そして2020年というオリンピックが開催される特別な年になりそうですね。

本年最初の月限定コーヒーはラオスから、希少なティピカ種のコーヒーが届きました。

栽培が難しく、流通量自体が大変少ないティピカ種。

ラオスボラベン高原の小農家が、丁寧に育て、ハンドピックした完熟チェリーを水洗で精選し、アフリカンベッドで自然乾燥させたコーヒーです。

豆の入った袋を開けた瞬間、個性のある香りが溢れてきました。

その味はふくよかなコクがあり

口の中で転がすと、ナッツの触感の中に柔らかい酸味がじんわり拡がります。

バランスよくまろやかだけど、しっかりと味わいのあって実に美味しい

—-風味バランス—-

苦味 ★☆☆

酸味 ★★☆

コク ★★★

焙煎 ★★☆

ドミニカの100年ファミリー~手から手へと受け継がれるコーヒー

12月のコーヒーはドミニカ共和国から「ドミニカ ミゲル・テハダ 」です。

カリブ海に浮かぶイスパニョーラ島、それが「ドミニカ共和国」です。面積は九州列島と同じサイズの小さな国です。

この島にコーヒーが訪れたのは18世紀初頭にさかのぼります。

今回のコーヒー豆の生産者である「テハダファミリー」は既に100年もコーヒー農園経営の歴史があります。

代表のミゲルさんは、コーヒーの木とチェリーに囲まれて育ち、現在は息子のメルビンさん、妻のローサさんとともに、伝統的なコーヒー栽培を続けています。

100年の年月を超えて、手から手へと受け継がれるコーヒー

彼らの作り出すコーヒーはINDOCAFE主催のコンペで何度も上位入賞しており、名実ともにトップのコーヒー農園です。

マイルドで優しい口当たりです。

じんわりと広がる旨味を転がして

残香には青草のフレーバー

ファミリーの丁寧な手仕事に想像を膨らませて

—-風味バランス—-

苦味 ★ ☆ ☆

酸味 ★ ☆ ☆

コク ★ ★ ☆

焙煎 ★ ☆ ☆

ボリビアのマリア~古来原種ティピカを残し育む

11月のコーヒーはボリビアから「ベジャビスタ農園ティピカ 」です。

ベジャビスタ農園は森林保護区、1700mの標高にて栽培されています。

ティピカというのはコーヒーの品種ですが、中南米のコーヒーの起源でもあります。古くからある原種であり、元々はイエメンから渡ってきたと言われています。

様々な交配種が種類になる中でティピカは単一種ゆえに病気などには弱く、栽培は難しいため、ティピカのコーヒー自体が貴重となっています。

農園主のマリアさん。ティピカを守り、育てる。

濡れた木々の香り伸びやかに口当たりインプレッションは柔らかく

酸味が舌先から始まり 甘味に変わり 最後は深みに

—-風味バランス—-

苦味 ★☆☆

酸味 ★★ ☆

コク ★★☆

焙煎 ★ ☆ ☆

タイコーヒー ブルームーン 月光のパワーをカップに

9月のコーヒーはタイから「ブルームーン」です。

タイのコーヒーは実に4年ぶりで、とても楽しみですね。

タイのチェンライという山岳エリアで収穫されました。

コーヒーチェリーが熟した赤と黄色の完熟果実を厳選してブレンド。

ブッダが一晩泊まったとされる、月光の光の柱が水面に浮かぶ泉

現地のパワースポットの水を精選(ウォッシュド)に使っています。

口に含んだ瞬間ビビットな酸味が鼻まで一気に通り抜けます。

さわやかな酸味の風の後には香ばしくまろやかな風味がじわじわと広がります。

余韻には、アジアンハーブのような青々しいフレーバーがほんのり漂い爽快感を最後まで楽しませてくれます。

楽しい気持ちにさせてくれるコーヒーです。

ちょうど4年前の2015年の10月にご紹介したタイのコーヒーもやはり酸味とフレーバーが大変ユニークでした。とても珍しいので、ぜひこの機に飲んでみてくださいね。

—-風味バランス—-

苦味 ★☆☆

酸味 ★★★

コク ★★☆

焙煎 ★ ☆ ☆

新しい時代に変わらぬ味を ボリビアマルティン

新年明けましておめでとうございます。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

今年は日本にとって節目となる年です。

平成という時代が30年の時を経て終わり、新しい時代が始まります。

管理人の私は昭和生まれですが、昭和・平成・新元号という3時代を生きることとなります。

これから新時代の子供達が誕生していき、彼らからすると、昭和生まれの私は、私の視点でいう、大正時代生まれのような古めかしさを感じると思うと少し目まいがしてきます。

 ○

西原珈琲店は皆様に支えられ、昨年、創業30周年を迎えました。平成時代の始まる前年に誕生し、まさに平成とともに生きてきました。

新しい時代は、なんだか、平成よりも時の流れがもっと早く進むような気がします。少子高齢化、人口減少と外国人、デジタルから人口知能、、、駆け抜ける時代だからこそ、人がほっと寛げる空間と、心が癒される味を、変わらず提供できる店であり続ける。

さて、前置きが長くなりましたが、2019年最初の1月のコーヒーはボリビアから「ボリビア マルティン」です。

ボリビアは南米内陸部にある国です。首都ラパスはアンデス山脈の中に位置し、なんと標高は4000メートルと、世界一高いところにある首都と呼ばれています。

有名な観光地はウユニ塩湖などがございます。

コーヒー栽培は、アンデス山脈と熱帯雨林に挟まる標高1300~2000メートルのエリアで行われています。

 ボリビア地図

前回のボリビアコーヒー記事はこちら。

コーヒー豆の名前の「マルティン」は、生産者マルティン・イラリさんから付けました。コーヒーの主要生産地でもある、カラナビ山中の村で、小規模農園ながら、高品質のコーヒーを栽培しつつ、村の農協のリーダーとして生産品質向上に日々励んでいます。

コーヒー栽培者

リーフの香り

口の中で少しとろみを感じる柔らかさと

心地よい酸味が広がります。

ほんのり苦味がじわじわとやってきます。

—-風味バランス—-

苦味 ★☆☆

酸味 ★★☆

コク ★★☆

焙煎 ★★☆

ヒマラヤ 月を追いかけて


12月のコーヒーはネパールから「ネパール アンナプルナ ヒマラヤ」です。

ネパールコーヒーの歴史は1930年代にヒラギリという僧侶がミャンマーから持ち込んだことに発すると言われています。

しかし、その後長らくは栽培ノウハウに恵まれず、発展はしてきませんでしたが、1990年前半から、日本発のODAの支援により質が向上し、収穫量も着実増えてきました。

ネパールコーヒーの特徴はやはり、ヒマラヤにあります。

日中は太陽の日を目いっぱい浴び、夜間はヒマラヤの冷気にさらされます。この昼夜の大きな寒暖差において、果実がじっくりと熟していくのです。

ヒマラヤ

アンプルナとは

東西50キロにわたって連なるヒマラヤ山脈の総称であり、

サンスクリット語で 豊穣 を意味します。

農園

前回のネパールコーヒー記事はこちら。

なんとも爽やかな味わい

けっして余韻を残さないから

もう一度、確かめるように飲んで

そしてまたもう一度

強い個性ではないけど しずかにうったえる

冬に上った 高い月を追いかけるように 何度も何度も飲んでしまう

—-風味バランス—-

苦味 ★☆☆

酸味 ★☆☆

コク ★☆☆

焙煎 ★☆☆

赤道直下のアラビカ、バナナシェードに育まれて


11月のコーヒーはエクアドルから「エクアドル グレートマウンテン」です。

エクアドルは赤道直下に位置し、南部の高地と西部の海外でアラビカ種のコーヒーが生産されています。

 

グレートマウンテンは、年間降水量が安定した高地のマナビ地区で栽培され、

高級アラビカコーヒー産地として名高い産地です。

バナナやココアのシェードツリーの日陰と最適な湿度の中で、

大粒のコーヒーが出来上がります。

 

前回のエクアドルコーヒーの記事はこちら。

口に含むとナッツの触感が広がります。
舌にからまる酸味を追いかけるように深いコクが広がります。
後味は軽く、余韻は爽やかです。

—-風味バランス—-

苦味 ★☆☆

酸味 ★★☆

コク ★★☆

焙煎 ★☆☆

コンゴコーヒー 青さの中の情熱


10月のコーヒーはコンゴ民主共和国から「コンゴ ペイザンヌ」です。

アフリカ大陸中央部のコンゴ川流域に広がり、世界で11番目の面積を擁する広大な国家であるコンゴ民主共和国。

南部は高地、西部は台地、北部は草原、東部は高原であり、コーヒー栽培は東部のキブ州、および南キブ州で行われております。

農園

コーヒーはベルギー植民地時代に導入され、多くのコーヒー農園が開発されました。アラビカ種は19世紀末に中米から、ロブスタ種は20世紀初頭にインドネシアとセイロン(現スリランカ)から導入されたと言われています。

コンゴ民主共和国は、近年高品質なコーヒーが産出されていることで注目されている「ルワンダ」の隣国であり、現在ではコンゴ民主共和国でも欧米の支援によってアラビカ種の高品質なコーヒー生産に力を入れています。

農園

「コンゴ ペイザンヌ」は北キブ州ブテンボにある2000人の組合員で成り立つ生産者組合COOPADEによって生産されています。
品種はブルーマウンテンとブルボン系のルマンガホです。

コーヒーチェリー

前回のコンゴコーヒーの記事はこちら。

さて、飲んでみましょう。

青草の香りと強い酸味ににはっとします。

苦味は少なく、コクも抑えめ、とても若々しさや青々しさの印象が強く、

酸味の力強い余韻には、なにか作り手のこれから成長していく情熱を感じる一杯です。

—-風味バランス—-

苦味 ★☆☆

酸味 ★★★

コク ★☆☆

焙煎 ★☆☆