西原珈琲店の今月の珈琲、11月の限定コーヒーは、
『タンザニア モンデュールAA』です。
タンザニアはキリマンジャロからのコーヒー豆です。
豆を見てみましょう。小さめで丸々と引き締まった形です。味が期待できますね。
さて、その味はというと、
まず口に含むとビターな味わいが広がります。そこには
しっかりとコクが感じられます。しかし、苦みは後には残らず、
口当たりはすっきりと、豆本来の酸味が上品に漂います。
ストレートだからこそ味わえる豆の香ばしさ、苦み、酸味、そしてコク。
是非、タンザニアはキリマンジャロから届いた逸品をご賞味下さい。
———珈琲豆いろは———
キリマンジャロ連峰、アルーシャの街から北西に『モンデュール山』があります。
この『モンデュール農園』は1931年、イタリア人のCONT DAVICO氏によって開拓されました。
コーヒー生産に理想的な海抜1,650m〜1,840m、火山灰層だが山嶺の森林の恵みといえる腐葉土と地下水の恩恵を受け、シャドーツリーの作る日陰で、ティピカ種とブルボン種の配合種『ケント種』が栽培されています。
年間生産量は3,500袋、その中で厳選された極少数のグレードAAの豆が
『モンデュールAA』です。