タンザニアの山々がかなでる重奏曲

2月になって、寒さをいっそう厳しくなるほど、春が待ち遠しいですね。

花粉症でしたら、マスクを外せないつらい時期の始まりでもあります。

管理人もその一人ですが、昨年から新たに予防治療を始めまして、今年の花粉症はその効き目がどうなのか、気になるところであります。

さて、2月のコーヒーのご紹介です。

「タンザニア カンジラルジ 農園AA」です。

タンザニアコーヒー豆

 

タンザニアのコーヒー生産地域にはキリマンジャロ、メルーの山麓に広がる北部地区、西側の国境付近の西部地区、マラウィとの国境付近の南部地区などがあります。

最も標高が高いのは、5895mのキリマンジャロ山で、自然保護地域が数多く存在しています。

タンザニアにおいて、コーヒー栽培は最も重要な作物の一つであり、 85%以上は小規模農家によって生産されています。

これまでは「キリマンジャロ」として有名なアラビカコーヒーは、北部 キリマンジャロ山麓で栽培が始まり、広がりましたが、現在はンベア地区など、南部地域に生産が拡大しております。

以前もキリマンジャロコーヒーオルデアニ地区のコーヒーをご紹介したことがあります。

近年、品質の向上が著しいタンザニア南部に位置する「カンジラルジ農園」のコーヒーです。 是非、一度お試し下さい。

さて、味は、

タンザニアコーヒー豆

カップに鼻を近づけた途端、香りが伸びやかに広がります。

口に含むと、豆の香ばしさがいっそうあふれ出します。

豆からこぼれる心地よい酸味が刺激しつつ、

飲むほどに豊かな香りが重奏曲のように心地よく重なります。

ストレートコーヒーが紡ぎだす究極のバランス、タンザニアの逸品を是非味わってください。

—-風味バランス—-

苦味 ★★☆

酸味 ★☆☆

コク ★★★

 

11月限定コーヒー『タンザニア モンデュールAA』

西原珈琲店の今月の珈琲、11月の限定コーヒーは、

『タンザニア モンデュールAA』です。

タンザニアはキリマンジャロからのコーヒー豆です。

 

豆を見てみましょう。小さめで丸々と引き締まった形です。味が期待できますね。

 

さて、その味はというと、

まず口に含むとビターな味わいが広がります。そこには

しっかりとコクが感じられます。しかし、苦みは後には残らず、

口当たりはすっきりと、豆本来の酸味が上品に漂います。

ストレートだからこそ味わえる豆の香ばしさ、苦み、酸味、そしてコク。

是非、タンザニアはキリマンジャロから届いた逸品をご賞味下さい。

 

———珈琲豆いろは———

キリマンジャロ連峰、アルーシャの街から北西に『モンデュール山』があります。

この『モンデュール農園』は1931年、イタリア人のCONT DAVICO氏によって開拓されました。

コーヒー生産に理想的な海抜1,650m〜1,840m、火山灰層だが山嶺の森林の恵みといえる腐葉土と地下水の恩恵を受け、シャドーツリーの作る日陰で、ティピカ種とブルボン種の配合種『ケント種』が栽培されています。

年間生産量は3,500袋、その中で厳選された極少数のグレードAAの豆が

『モンデュールAA』です。

今月の珈琲『タンザニアエーデルワイスAA』

西原珈琲店今月の珈琲は『タンザニアエーデルワイスAA』です。

 

「穏やかな香り」

 

と言いましょうか、その香り高さはまろやかに、そしてしっかりと主張する。

口に含めば、広がる豆本来の酸味。酸味からは甘みがこぼれだします。

後味まで柔らかいバランス感。

ストレートコーヒーとしてこのバランスはなかなか出会えないかもしれません。

是非一度ご賞味ください。

 

『タンザニアエーデルワイスAAについて』

標高170kmに位置するエーデルワイス農園は、オルデアニ地区内の

赤土の肥沃な土壌と豊富な雨量に恵まれたコーヒー栽培に理想的な土地です。

この農園には灌漑設備も備えられており、優れた栽培技術と品質管理が行なわれています。