5月のコーヒーは「インドネシア セレベス」です。
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インドネシアのコーヒーといえばスマトラ島のアラビカ「マンデリン」が最も有名ですが、
今回はセレベス島から希少な豆が届きました。
セレベス島は4本の細長い半島が四方に伸び「K」字型をかたどっています。
平地部が少なく、高地は峻険な地形となっています。
交通インフラも十分に整備されておらず、まさに秘境と言える場所に農園があります。
そこでは現地独特の土着言語、文化、慣習が色濃く残っています。
山岳の斜面に植えられたコーヒー(アラビカ種)をネイティブファーマー達が手間暇惜しまず丁寧に栽培しています。
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さて、その味は、
豆本来の香ばしさとナッツの風味が口の中に広がります。
苦味もしっかりと感じますが、重みはなくすっきりとした余韻を残します。
峻険な高地ではぐくまれたネイティブな力強さを感じさせてくれるコーヒーです。
—-風味バランス—-
苦味 ★★☆
酸味 ★☆☆
コク ★★☆
焙煎 ★★☆