インドネシア秘境 セレベス島のネイティブコーヒー

5月のコーヒーは「インドネシア セレベス」です。

インドネシアのコーヒーといえばスマトラ島のアラビカ「マンデリン」が最も有名ですが、
今回はセレベス島から希少な豆が届きました。

セレベス島は4本の細長い半島が四方に伸び「K」字型をかたどっています。
平地部が少なく、高地は峻険な地形となっています。

交通インフラも十分に整備されておらず、まさに秘境と言える場所に農園があります。

そこでは現地独特の土着言語、文化、慣習が色濃く残っています。

山岳の斜面に植えられたコーヒー(アラビカ種)をネイティブファーマー達が手間暇惜しまず丁寧に栽培しています。

さて、その味は、

豆本来の香ばしさとナッツの風味が口の中に広がります。

苦味もしっかりと感じますが、重みはなくすっきりとした余韻を残します。

峻険な高地ではぐくまれたネイティブな力強さを感じさせてくれるコーヒーです。

—-風味バランス—-

苦味 ★★☆

酸味 ★☆☆

コク ★★☆

焙煎 ★★☆

「イエメン アラビアンセレクション」西原珈琲店5月の限定コーヒー

西原珈琲店の世界のコーヒー5月の限定コーヒーは、

『イエメン アラビアンセレクション』です。

イエメンからのコーヒーです。

イエメン

イエメンは中東アラビア半島の南西にあります。紅海沿岸部の西部にてコーヒーが栽培されています。

イエメンのコーヒー生産地の中でも最も高品質な豆を生産する、

標高2500mにある「バニーイスマイリ地区」農園から届いた希少コーヒーです。

イエメン

さて、豆を見てみましょう。
たいへん小粒で、形も多様です。寝かせたようなアンティークさが漂っています。

飲んでみましょう。

まずはその強い苦味に圧倒されます。

2度、3度と飲むほどに、苦味の奥から広がる深いコク、そして舌にからむ酸味にじんわりと魅了されていきます。

アラビアの天日乾燥ならではの独特な香りがエキゾチックなムードを演出してくれます。

是非、魅惑のアラビアンモカコーヒーをお楽しみください。

—-風味バランス—-

苦味 ★★★

酸味 ★★☆

コク ★★☆