メキシコのほうじ茶〜メキシコ クステペックSHG(2024年2月)

メキシコ、4大コーヒー生産地

 

 

 今回はメキシコのコーヒーです。メキシコのコーヒー生産は、実は、ブラジル、コロンビアに次ぐ中南米第3位の規模。生産は南部に集中しており、下の地図で囲った場所が主要生産地となっています。地図を見てみると、メキシコ南部から、ガテマラ、エルサルバドル、ニカラグア、コスタリカと、コーヒーの主要生産国が続いています。ちょうど、コーヒーベルトにあることに加え、火山灰豊富な山脈が続いていることもあると思います。

 主要生産地は、

チアパス州のタパチュラ

オアハカ州のオアハカ

プエブラ州のプエブラ

ベラクルス州のコアテペック

となっています。今回は、最南にあるガテマラと接するチアパス州です。

メキシコのコーヒー等級

メキシコではコーヒーの等級を以下の表にあるように、生産地の標高で分別しています。

SHGSTRIETHY HIGH GROWN/
ストリクトリー・ハイ・グロウン
標高約1700m以上
HGHIGH GROWN/
ハイ・グロウン
標高約1000m以上1700m未満
SDSTANDARD/
スタンダード
標高約1000m未満

今回のコーヒーも最高等級のSHGです。

ほうじ茶の香り ふわふわと

 ほうじ茶の香ばしさがほんのりと漂う。酸味しっかりと舌を刺激。重心は弱めで、柔らかくふわふわと、口当たりはフルーツティーのよう。春がふくよかにやってくる。

苦味 ★☆☆

酸味 ★★★

コク ★★☆

甘味 ★★☆

焙煎 ★★☆

フレーバー:ほうじ茶、レモン、炭

農園データ

生産国メキシコ
生産地域チアパス州
品種等級:SHG ストリクトリー・ハイ・グロウン