タイ山岳ドイチャン村、丁寧に育てられた有機栽培コーヒー、爽やかなフレーバー

こんにちは。秋もだいぶ深まってきました。
今年は、例年より秋らしい日よりが多くあったような気がします。

西原珈琲店の世界のコーヒー10月の限定コーヒーは、

タイ山岳ドイチャン村、丁寧に育てられた有機栽培コーヒー、爽やかなフレーバーな、『タイ ドイチャン』になります。

タイドイチャン

タイのコーヒー、お客様は耳慣れないかと思います。

アジア地域では、インドネシアですと、当店でも通常メニューにもございますスマトラ島のマンデリンの他、今月のコーヒーではバリなどもご紹介したことがありますが、タイ珈琲はとても珍しいですね。

実は、タイにおけるコーヒーの栽培は1970年代から始まりました。

1983年にはタイの王室プロジェクトが立ち上がり、コーヒーの苗の配布が行われるようになり、

現在では山岳部で年間生産量が2000tにまで拡大しています。


コーヒーの名前にもある「ドイチャン村」は、タイ北部のチェンライ県の山岳地帯にあり、

1920年頃より少数の山岳民族が定住した最も古い村の一つで、【ドイ=山、チャン=象】という意味を成します。

この地域は、標高、平均雨量、そしてコーヒー栽培にとって欠かせない気温の寒暖差と、コーヒー栽培において大変恵まれた環境にあります。

コーヒーの木は山岳の強い日差しを避ける為にシェードツリーのある北面の斜面に植えられています。

化学肥料など一切使用しない有機栽培方式で、村人たちの手で、ていねいにつくられたコーヒーです。

タイドイチャン

香りは、まるで香草のような爽やさと独特のフレーバーがあります。

口に含むとまずは酸味がビビッドに広がります。爽やかな香りと相まって、舌の上で踊ります。

苦みやコクは控えめ、独特なフレーバーと軽やかな風味で、「ドイチャン=山の象」が目に浮かぶような、

何かうきうきするような楽しい気持ちにさせてくれるコーヒーです。

10月限定となっております。是非この機会にご賞味ください。

 

—-風味バランス—-

苦味 ★☆☆

酸味 ★★★

コク ★☆☆