西原珈琲店の世界のコーヒー6月の限定コーヒーは、
『コンゴ キブ SOP.ユニオン』です。
アフリカ大陸中央部コンゴからのコーヒーです。
まずは豆を見てみましょう。
大変小ぶりでぎゅっと引き締まった身をしています。
淹れた瞬間から、香り立つ南国フローラルの甘いアロマにうっとりします。
口に含むばすぐに広がる酸味が印象的です。
舌の脇を心地よく通る酸味は、奥へ甘みとなって軽やかに抜けていきます。
じんわりと残る苦みは、大地で強く育ったカカオマスのような強さと甘さを醸し出します。
まるで大人のスイーツのような軽やかさと弾ける酸味、チョコレートビターな苦み。
大変珍しい香りと風味を持つコンゴコーヒーです。
是非、こちらのコーヒーをお楽しみください。
——–コーヒー豆いろは——–
アフリカ大陸中央部のコンゴ側流域に広がり
世界で11番目の面積を擁する広大な国家。
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コーヒーはベルギー植民地時代に導入され、多くの農園が開発されました。
南部に高知、西武に台地、北部に雄減、東部に高山と、
広大な大地には豊穣な自然に囲まれています。そして、コーヒー栽培は東部のキプ州で行われています。
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近年、隣国のルワンダとともに高品質コーヒーが生まれることで注目を集まるコンゴ。
アラビカ種のハイクオリティコーヒーの生産に力を入れています。